日本文化が「クール」 若者文化の“聖地”米西海岸

 この記事の最後はこう締めくくられています。
 

ヒッピーや同性愛といった革新的な若者文化を全米に発信し、最先端のIT(情報技術)を生み出した米西海岸の若者が、日本の“アナログ文化”にあこがれている。

 ここでは、アメリカのIT(デジタル)と日本のアナログの対比でまとめているけれども、本質的には日本の「オタク文化」に対する憧れではないかと私は思います。
 アメリカ産の派手なハリウッド映画やミュージカルなどの裏側にも、実は日本の「オタク文化」に通じる、暗くて地道な作業や、そこに携わる人たちの努力が下敷きにあるはずです。しかし、表に見えてくる部分があまりにも派手なために、それがあまり見えてきません。エンターテイメント性を重視するアメリカの業界がマスコミをうまく操作しているのかもしれませんが。
 それに引き換え、宮崎アニメに代表されるジャパニメーションはスタッフの努力の結晶であることが明らかですし(キャストがいないのだから当然ですが)、ゴジラに関してもやはり同じことが言えると思います。
 要するにアメリカにも、日本の「オタク」的思考の人口が増えてきて、その延長でモノを創りたいと思う人たちが増えてきているのではないでしょうか。その人たちのお手本が日本文化だったのです。

 10年以上前にアメリカを旅行した時に、シカゴ市内を走る“L”と呼ばれる電車の中で、おそらくガンダムと思われるキャラクターが描かれた本を熱心に見つめる、小学校高学年くらいの少年の姿を思い出します。


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