ドン・キホーテの火災のこと

 日刊スポーツが「ドン・キホーテ消防法違反だった」という記事を書いています。

 どうも世論は大体こんな論調が多いようですね。

 しかし、よく考えて欲しいのは現在営業している店舗で、消防法にも建築基準法にも全くひっかからない状態で営業している店舗は極少数だ、という事実です。
 ドン・キホーテに関しては、消防からの指摘を受けたあと改善を行い、火災が起こった当時は消防法に適合した状態だった、という報道も耳にしました。
 現時点では火災による被害者の中に客は含まれておらず、救助のために再度現場に飛び込んだ店員3人だけが運悪く焼死しているようです。避難は比較的円滑に行われたのではないか、という気がしてなりません。

 もちろん、避難の妨げになったり、火災を増長させるような商品配列は良くはありませんが、このあたりをあんまり深く突っ込みすぎると良くないような気がします。
 温泉成分の虚偽表示騒動を発端にした報道合戦によって、源泉かけ流しにこだわる風潮が根付いてしまったことにより、営業の危機に追い込まれている旅館が多くでてきていると聞きます。この件でもこれに近いことが起こるような気がしてなりません。過剰な報道により、建築基準法や消防法の違反に対して、ヒステリックともいえる批判をする人たちがでてくるような気がするのです。

 話は温泉に戻りますが、少なくとも私は、1泊2日で訪れる温泉に「源泉かけ流し」などは求めません。ちょっとつかるだけで温泉の成分がそんなに体に浸透するとは思えないし、温泉旅館に必要なのは従業員の接客態度や、施設の利便性・グレード感などを含めた、旅館全体のホスピタリティの高さだと思うからです。

 ある程度寛容な部分があってもいいんじゃないかと思うんですが。

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