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NBExpress 糸井重里インタビュー

小鳥さん経由

やはり、あることを成し遂げてしまった人の発言は重く、説得力があります。

まず気になったのは、「ほぼ日」を始める時に一番最初に徹底的にやったのが、1行の文字数や行間隔の設定だということ。こんなに考え抜かれていたとは驚きです。実はやたらと考え抜いているのに、その部分を気付かせない、というのが糸井さんの凄いところなのでしょう。
私がはまっているmixiは1行34文字(くらい)。たまに書きづらかったり読みづらかったりする事がありますが、その当たりが理由でしょうか。言われなければ気付かないことですけどね。

次に糸井さんは自らのサイトを「宗教的だ」といわれることを開設当初に確信していて、あえてそれを回避することなく運営しつづけています。
「あばたもえくぼ」という気持ちにさせるのが、さっき言っていた「宗教」的なものなんです。「お前の小さい目が好きだよ」とか、「巨乳好きだと思われている俺だけど、君のその微乳が好きなんだ」とかね、これはロジカルではなくて、ある意味「宗教」ですよ。

「宗教」についてこう分析し、「ほぼ日」は「出入り自由の宗教」だとしています。

この話題の前に「メディア=メッセージ」という、すこし難解な話題がありますが、この話題の中で聞き手が
「あんたの言うことは100%正しいけど、あんたのことは好きじゃない。だからあんたの言うことを聞かないよ、というケースってすごく多いですよね。」
と言っています。これが上で糸井さんが宗教の話題で出した例えと同じであることを考えると、「メディア=メッセージ=宗教」とすることができ、いきなり分かりやすくなります。

そして最後に気になったキーワードは「無料」です。

インターネットの世界では基本的に「無料」が当たり前になりつつあります。今私がはまっているmixiも、このblogも無料です。ほんとに無料でいいの?って思うほど良質のサービスが無料で手に入ります。サービスを提供する側としてはまず一定以上のユーザー数およびアクセス数を確保してからが勝負、ということになります。
それまで無料で耐えられるだけの「資本」が必要になるわけですが、「ほぼ日」の場合はプロデューサーとしてサイトの運営や会社経営のことを考える「糸井重里」とは別に、給料なんか度外視してやたらと楽しげに、しかもよく働くもう一人の「糸井重里」が雇ってあったのが、その「資本」にあたるわけです。

こう言いきれるところがまた、「糸井重里」のすごさですね。

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