大方の予想では8月4日に東京国際フォーラムでアップルが開催するプレス向けの音楽関連イベントで、iTunes Music Store Japan の開始が発表されるのではないかとされています。この他にも iTunes Phone も発表されるかも知れませんね。とても喜ばしいことなのですが、気になるのはアップルがJASRACとどう折り合いをつけたのかということ。
JASRACがこんなことを言いはじめて(実はかなり前から言ってたんですけど)モダシンさんがかなりブチ切れていらっしゃいますので、たぶんアップルの理想とは大分かけ離れたかたちでの発進になるのでしょう。
日経のIT Pro のこの記事によれば、iTMS のシステムは欧米での大成功を見れば分かるように、リスナーにもアーティストにもレコード会社にも絶大なメリットをもたらします。困るのはJASRACだけみたいです。
坂本龍一さんが「音楽著作権の独占管理を改めよ」という強い口調の声明文を発表したり、JASRACが音楽業界以外にも引き起こしている問題を朝日新聞がレポートしていたりもします。結局JASRACが護っているものって著作者の権利じゃなくてJASRACの利益なんじゃないの? ってことになります。
以前にCCCDや輸入版規制の問題に対して、問題意識が高く、音楽を愛するブロガー達の間で起こった反対キャンペーンが音楽業界に与えた影響は計り知れません。私も好きなアーティストの作品でもCCCDだということで購入を見送りました。このようにしてどれだけのCCCDが売れ残ったことでしょう。ほどなくして次々と大手レコードレーベルがCCCD撤退を発表しました。
今こそJASRACに対して立ち上がるときかもしれません。
そのうち誰かが「NO!JASRAC」のバナーをつくってくれそうな予感。
[Apple]
iTMSJ いよいよ開店か?
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- Published:
- 時刻: 7月 29, 2005 on 2005/07/29
- Category:
- apple, music, RyuichiSakamoto
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