理解できないこともある

 極東ブログ: 学習塾小六女児殺害事件雑感を読んで思い出したことがあります。

 久米宏がやっていた「ニュースステーション」に村上龍がゲストインしていたことがありました。たしか「13歳のハローワーク」が大反響を呼んでいて、その話をしにきていたんだったと思います。

 村上龍は、その話題を取り上げるコーナーが始まる前から久米宏の横に座っていて、そのときちょうど猟奇的な殺人事件のニュースが伝えられました。久米宏が突然、村上龍に「こういう不可解な殺人事件についてどう思うか」という意味の質問をしました。

 「この不可解さを心理学や社会学や犯罪学などで明らかにしようとすることが間違っている。人間の心の中には闇の部分があって、それは誰の心の中にもあって、その闇の部分は理解できないということを理解した方が良い。闇を受け入れ、闇とどう付き合うかを考えた方が良い。」

 村上龍がこんな意味の見解を答えると、一瞬スタジオが凍りついたみたいに静止したように感じられました。

 結局そういうことでしかないのかもしれないなぁ、と思いました。

[Society]
 


About this entry


2 コメント:

  1. たみあーと 2005年12月13日 23:13

    いきなりのコメントで失礼します。
    私も、そんなようなものだと思います。曽野綾子も、村上龍に近い事をおっしゃってました。

     
  2. H & A 2005年12月14日 6:16

    何でもかんでも人間が理解できると思っているところがおこがましいのかもしれませんね。