最近いろんなところで「~してる自分がいる。」という言い回しを耳にします。耳にしませんか。そうですか。
私がどうもこの言い回しに引っかかっているので目に付くのかもしれません。
でもまあ、この言い回しが世間にあふれているということで話を進めます。
こういう表現を使うと、自分で自分を客観視することができてるみたいでカッコいいとか、ちょっと文学的な感じで知的な感じでカッコいいとか、どうもそんな意識があるみたいに感じるのですが、私的にはちっともそんなふうには思えなくって、なんだか頭の奥の方がモヤモヤしたりモゾモゾしたりクネクネしたりしてとってもイヤな感じです。
バブルの頃だったか、どこかのトレンディー女優の皆さんのあいだで「わたしって〜するひとだからぁ」って言い回しが大流行したことがありましたが、基本的にはアレと言ってることは同じだと思います。
う〜む。
どうもわたしは定期的にこういう記事を書くみたいです。
たまにつきあってくださいね。
~してる自分がいる。
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- 時刻: 7月 02, 2006 on 2006/07/02
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- dialy
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2006年7月2日 19:32
「定期的なこういう記事」が好きな読者です。
以前、鴻上尚史氏が書いていたのですが、
「学生です、サラリーマンです」と言う所が、いつごろからか
「学生やってます、サラリーマンやってます」に変わった、と。
鴻上氏は確か、自分の現在のあり方が一時的なものである、
仮の身分で理想ではない、という精神の現れだと分析してたと記憶してます(うろ覚えです)。
「個人的には」にも通じますが、これは自分との距離をいったん切り離す、遠ざける、
あるいは間接的な位置におく、という効果を期待しているのかもしれません。
それを自分が外界と直撃する緩衝にしてるとか、自分の発言の責任を回避しやすくしてるなど。
どっちかといえば、好きな言い回しじゃない”と思ってる自分がいます”。 - 2006年7月3日 6:35
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