ここでは、強く思うことを「想う」と表現することにします。
もうすっかり乗り遅れてしまっているのですが「鏡の法則」についての話しです。
ブログ界隈では、この話しについて割と否定的な意見が散見されたように思いました。
多かったのは「変化の根拠が示されていない」とか「トンデモ科学だ」とかいうものや、登場する母親の子育てに対する意識について批判するものなどです。
私の場合は、文章のあちらこちらに稚拙さを感じたり、最後の方で本の紹介がされるのにちょっとしたアサマしさを感じたりはしたものの、絶対に泣いたりなんかしないだろうと思って読みはじめたのに、最後には涙がとまらなくて困ってしまいました。会社で。
それで感じたのは、いろんな批判の主たちは「想うことで伝わることや叶うことがある」ということが信じられない人たちなんだろうなぁということです。
なにかを実現しようと思ったら、それがとんでもないことであればあるほど、まず最初にやらなければならないことは、自分がそれを実現できると信じることです。そのためには、いつも何度も毎日毎晩、実現できたときのイメージを頭に描くことです。これが強く想うということです。
良い感情であっても悪い感情であっても、それを口に出さなくても、その感情が相手に伝わってしまうことがあります。想っていることが目の動きやちょっとした仕草、ことばの端々にでてしまったりするのでしょう。
なんだかちょっと宗教っぽい話しになってきましたが、私はこのあたりのことを割にすんなりと受け入れられるほうです。
建築設計という仕事柄、普段は数値やデータで示したり示してもらったりということが多いのですが、これは説明がシンプルで簡単になるからです。数値やデータは無味乾燥であるがゆえに他のものと比較するのに最適です。
ものごとを自分の計画した方向へうまく導くために、まず数値やデータを積み重ねて二つか三つくらいの案に絞り込んでいきます。数値やデータでできることはそこまでです。最後にものごとを決める要因は数値やデータで表せないものであることが多いです。「センス」「感覚」「勘」「第一印象」などと呼ばれるものです。
いろんな説明をしたあとに「で、なんでここはこうなってるの?」なんて聞かれた時「デザインです。」って答えが結構有効だったりもします。あくまでもいろんな説明のあとで、です。
そんなことで、わたしにとっては「トンデモ科学」も「UFO」も「幽霊」も「想うチカラ」も完全にアリなのです。
想うことで伝わることや叶うことがあると信じたい
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- Published:
- 時刻: 7月 25, 2006 on 2006/07/25
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2006年7月25日 23:56
これが噂の「鏡の法則」ですか!
紹介して下さり、有難うございます。
このお話についての感想、私も H & A さんに同感です。
科学について知れば知るほど、「なーんだ、実は殆ど判ってないやんか」と感じます。
遺伝子や情報工学分野はそうともいえないかも知れませんが、海の事や地球の事、宇宙の事や生物の事については、判っている事よりも判っていない事の方が遥かに多いでしょうね。
>私はこのあたりのことを割にすんなりと受け入れられるほうです。
私も、この手の考え方を仕事に応用していました。
トラブルが押し寄せ、凄くやばくなった時は、こんな風に考えていました。
「僕の仕事は神の仕事だ。うまく行くに決まっている」
滅茶苦茶な考え方ですが、他人が嵌りそうなトラブルが、何故か私を避けてくれたように思います。
もちろん、根拠なんかないですけどね(笑)。 - 2006年7月27日 9:54
- 2006年12月6日 5:26
3 コメント: