もう昨年の話ですが、2006年はモーツァルト生誕250周年ということでモーツァルト・イヤーだったそうです。昨年の話ですが。
ということで、美人バイオリニストの誰だったかがラジオに出てきてモーツァルトの話をしていました。
その話によれば、モーツァルトの曲を演奏するのは大変なんだそうです。とにかくたくさん練習しないといけないのだそうです。でも曲自体は難しくはなくてすぐに演奏できるらしいです。
だんだんわからなくなってきましたね。
モーツァルトの曲というのは、天真爛漫で天才肌の彼自身と似て、シンプルだけど美しい旋律が特徴で、シンプルなだけに演奏するのはそれほど難しくはないらしくて、誰でもたやすく演奏できるのだそうです。
でもその曲の本当の良さを引き出すためには、難しい技巧の必要な曲でも弾きこなすことのできるテクニックを持った演奏者がとにかくその曲を弾きまくって、最初から最後まで頭を空っぽにしてなんにも考えなくても弾けるようになるくらいからだで覚え込まなければならないのだそうです。
なんとなくわかってきましたね。
モーツァルト自身も、ノリ始めてくると食事も睡眠も忘れて何十時間もぶっ続けでピアノに向かって作曲に没頭することがあったそうです。天才というのはどうもそういうものみたいです。凡人よりもはるかに優れたテクニックと才能を持っていながら、作業に費やす時間が凡人よりも圧倒的に長い。そしてその作業を苦にすることはまったくなく、とても楽しんでいるように見える。
そんなふうにしてできあがった曲だから、その曲の本質をとらえて演奏するのにも同じことが求められるのかもしれません。
モーツァルト
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- 時刻: 11月 22, 2007 on 2007/11/22
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