悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。

今日、札幌へ出張へ行く電車の中で、五木寛之さんの「人間の関係」という本を読みました。たくさんいいことが書いてあったのですが、なかでも一番最初の「欝から抜け出すための3冊ののノート」という文章がとてもよかったのでご紹介します。

五木さんはこれまでの人生の中で鬱々とした気分から抜けられない時期が3度あったそうです。鬱といっても、いわゆる鬱病ではなくて、ただなんとなく気分が晴れないという状態だったそうです。そのたびに、日々の出来事を簡単に1行で綴ることが、鬱から抜け出すために役立ったそうです。

40台後半に訪れた最初の鬱のときは「~でうれしかった」で締めくくる「歓びノート」。60台のときは「~でかなしかった」で締めくくる「悲しみノート」。そして70台のときは「~でありがたかった」で締めくくる「あんがとノート」。

そして気づいたのがこういうことだったそうです。

人間は四つの段階をへて変っていきます。子供から少年時代にかけては、「おどろく」ことで成長します。
やがて「よろこぶ」時代をすごす。そして、ある時期から「かなしむ」ことの大切さに気づくようになってくる。しめくくりは「ありがとう」という世界ではないか。

この記事のタイトルは最近リリースされた槇原敬之さんのアルバムタイトルからイタダキました。ぼくもこの1年くらいで「悲しみ」の意味や大切さのようなことがわかったような気がしています。

人間の関係
人間の関係
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  • 著者: 五木寛之
  • 発売日: 2007/11
  • 売上ランキング: 316
  • おすすめ度 4.0
悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。
悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。
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  • おすすめ度 4.5


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