世界ふれあい街歩き

正月にHDD/DVDレコーダーがやってきて以来、テレビを見る時間がやたらと長くなってきています。

いくつかのキーワードを入力したり、好きな番組をシリーズ予約したりすると、勝手に電源が入って勝手に録画してくれます。さらに、そんな録画履歴を分析して「たぶんこれ好きでしょー」的な番組まで勝手に録画してくれます。

まぁそのあたりの動作は購入前からわかっていたことだったのですが、実際に目の前に提示されると、予想以上の威力に驚いています。

そんな「勝手に録画された番組」の中で一番の掘り出し物が「世界ふれあい街歩き」です。もともとは BShi で放映されている番組のようですが、うちはソレ入らないので、NHK総合で深夜にやっているのを録画してくれてるみたいです。

世界遺産になっているようなきれいな街を訪れて、1日かけて街を歩き回り、そこに住む人々とふれあいながら、一般の旅人目線でしか感じることのできないその町の魅力を伝える番組です。『視聴者があたかも「自分で街を歩いてる感覚」になる』ことが、この番組の大きな趣向になっていて、その部分に対する番組製作スタッフの熱の入れようは相当なもののようです。

こんなことがあったそうです。

ナレーションは俳優やタレントなど様々な人が起用される。なかでも矢崎滋は登場回数が多く、この番組をとても大切にしており、「街を歩いてる感覚」にこだわるあまり、収録中、台本のセリフを巡ってスタッフと激論することもある。 >世界ふれあい街歩き - Wikipedia
どんなことがあったのか追いかけてみると、
キューバの首都「ハバナ」(11月29日<BS2>で再放送)。「路地を歩き、見上げると洗濯物が干してあり、風にはためいているシーン。」録音ブースで矢崎さんが突然「だめだめ、これ、番組の憲法違反だと思う」。何? と戸惑うスタッフ一同。
「台本」に書かれた言葉は「こっち行ってみようか、ああ洗濯物がはためいていますね。風が気持ちいいなぁ」。矢崎さんいわく「テレビを視(み)ている人は、肌に風を感じることは出来ませんよね!肌に風を感じるのは触覚の感覚だから。もしぼくが『風が気持ちいいなぁ』と言っちゃったら、視ている人は『私には感じない』って思っちゃうじゃないですか。」
「風が気持ちいいなぁ」を「気持ちよさそうな風」に変更。その違いはとても微妙ですが大事なことを示しています。「風が気持ちいいなぁ」は実際の風を肌に感じて発する言葉であり、「気持ちよさそうな風」は、洗濯物のはためく様子を目で見て感じて発する言葉です。触覚による言葉か、視覚による言葉か。
BSファン倶楽部
すごいこだわりようですね。


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