きのう見てきました。
前半は僕の好きだったアメリカが出てきて
口をあんぐり開けてアメリカに憧れてた頃のことを
ぐるぐると思い出しながら見ました。
ダンサーオーディション。
アメリカンドリーム。
若くて腕利きの女性ギタリスト。
ショーほど素敵な商売はない。
これでもかってほどのショー演出に圧倒される。
ホンキートンクピアノが好きだったあの頃。
すごく大変そうだけど、みんなすごく楽しそうだ。
人生がきらきらと輝いて見えたあの頃。
僕の好きだったアメリカ。
後半は、ただただMJのパフォーマンスに圧倒され続けた。
この人が、この数ヵ月後に死んでしまったことが
理解できているようで理解できないような変な感じ。
こんなに繊細に緻密に力強くやさしく
そして謙虚にショーの準備に取り組みながら
夜には強い鎮痛剤を打って睡眠をとる。
延々とこの繰り返し。
きっと毎日ものすごいプレッシャーと戦っていたんだろうと思う。
最後にスタッフたちに
「不安になることもあるだろうけど
このまま続けていけばちゃんと大丈夫だから」
みたいなことを語りかける場面があるけど
あの言葉はきっと自分に対して毎日語りかけてた言葉だろう。
あらためて、ものすごい才能を失ってしまったことに気づいた。
いまさらだけど、ご冥福をお祈りします。