口蹄疫問題と政府の対応まとめ

宮崎県での家畜の伝染病「口蹄疫」の発生と蔓延の問題について、僕の観測しているウェブの範囲だけでもたくさんの情報が流れてきます。

僕の観測範囲というのは主にタンブラーのダッシュボードと livedoor Reader というフィードリーダーで、僕の好みで情報の発信源を選択しているので、かなりおおきく僕なりのフィルターがかかった状態になっていて、この情報を鵜呑みにするのは危険だとは思いつつも、政府の対応を批判し、宮崎県と東国原知事を擁護する情報の量があまりも多くて、圧倒されていました。
それらはまた同時にちょっとばかり感情的な表現になっているので、ひとつひとつの情報のインパクトが大きく感じられ、余計に圧倒されていたのかもしれません。

それに対して、新聞やテレビ等のメディアが発信しる情報の中には、宮崎県の対応を批判するものが多く見られ、そのギャップにかなり混乱させられていました。

この文章を書こうと決めたとき、最初はそれらの様々な情報をご紹介して皆さんの判断を仰ごうと考えていたのですが、これを書くきっかけとなった東国原知事の文章に中に、僕の抱いていた混乱のすべてが、とてもていねいに、とてもひかえめに、とても紳士的に、とても理性的に表されていることに気づきました。

そして、この文章の中で取り上げられている読売新聞の社説がこれです。

読売新聞のこの文章は消えてしまう可能性があるのでキャッシュのリンクも張っておきます。

この文章のタイトルに「まとめ」と書いたものの、うえのふたつの文章を読んでもらうのが、一番いいという結論に達しましたので、東国原知事の文章の中で、僕が一番グッときた部分を引用して終わりにしたいと思います。読売新聞も、政府も、この文章に対するアンサーを早急に発信するべきだと思います。

5月18日、ワクチン接種を山田大臣(当時まだ副大臣)に迫られた。「知事さん、このリングワクチンを地元に説得出来なければ、あんたのリーダーとしての資質は無いんだ。知事として失格だな」と低い声で言われた。国の責任でやると言っておいて、地元や農家さん達への説得・同意等は地元首長達に押し付けるのだ。その高圧的な物言いにも到底納得が行かなかったし、貴方なんかに言われる筋合いは無いと思ったが、あの時、そんなことをとやかく言っている時間的余裕は無かった。

不本意だったが、防疫のためと思い、断腸の思いで地元を説得し、何とかご理解を頂き、決断したとき、その記者会見上で堪え切れず不覚にも涙を流してしまった。

あの意味は、対象農家さんの悲痛や絶望を想ったからであることは言うまでも無い。それに加え、隣に座っていた山田副大臣が、初めて来県したとき「僕は、ワクチンを打ちに来たんだよ」とまるで胸躍らせながら言った(少なくとも僕にはそう見えた)その言葉が悔しくて許せなかったからだった。


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