サウナの儀式

もう20代の頃からサウナは大好きだったのですが、このところのサウナブームによって、サウナ→水風呂→外気浴で「ととのう」というのを知ってから、より一層ハマっております。

その「ととのう」という言葉の生みの親として知られ、伝説のサウナーとも呼ばれている「濡れずきんちゃん」が旭川出身だと知って、勝手に親近感を覚えております。濡れずきんちゃんは、音楽業界きってのサウナーであるヒャダインさんと共に「サウナを愛でたい」という番組にもレギュラー出演されていて、さらに原田泰造さんが主演したテレビドラマ「サ道」の旭川の回にも重要な役どころで出演されています。サウナのお食事処の幕内弁当に松竹梅があったら迷わず梅を頼む、というところも大好きです。僕ならちょっと見栄を張って竹あたりを頼んでしまいそうです。
僕がホームサウナにしているスーパー銭湯には塩サウナがありまして、温度低めのウェットサウナに体に粗塩を塗って発汗作用を促しながら入るのですが、僕の観察結果によるとスチームサウナなどのウェットサウナの場合、約85%の人が座面に座る前と立ったあとに備え付けの手桶に張った水で座面を洗い流します。サウナ内ではよく見かける光景です。ごく稀に1%くらいの割合で、前後とも座面に水を掛けない人もいますが、大体こういう人は入った途端に出ていくのでサウナ初心者でしょう。
他人のお尻の汗が残った状態の座面に自分のお尻が直接触れるのが嫌だという意味合いで行う行為だと思いますが、僕の場合、入るときは前の人を信じて水掛はせず、いきなり空いた席に腰掛け、出るときはマナーとして自分の使った座面と背もたれ部分に水を掛け、使った手桶には水を張って出てくることにしています。もし前の人が座面を洗ってなかったとしても、他人のお尻の汗が俺のお尻についても気にしない!お尻とお尻でオシリアイじゃー!という心意気を示しているつもりです。
先日その塩サウナに入っていたら、5席が満席になっているところへ入ってきた人が、そのままサウナ内に立って席が空くのを待っているという状況になりました。しばらくすると、ある人が立ち上がって、手桶の水で自分の座っていた座面と背もたれ部分を、かなり念入りに洗い流して出ていきました。するとそれを見ていたはずの立って待っていた人が、もう一度手桶の水でその座面を洗い流し始めました。
それを見て僕は「この行為はすでに本来の意味からは乖離して儀式化し始めておるのじゃな」と、なぜか長老っぽく思ったのじゃった。

Posted at 時刻: 4月 03, 2022 on 2022/04/03 | 0 コメント | Filed under:

メールを Google Workspace から Apple One へ引越した

Google Workspace(旧 G suite)の有料化が発表されました。
Google Workspace  とは、Gmail やカレンダー、ドキュメント、スプレッドシートなどをグループで利用しやすくするようなパッケージで、従来の無償版G Suiteでは「@gmail.com」ではなく独自ドメインのメールアドレスを使用することができました。
僕の場合は、ドキュメントやスプレッドシートをバリバリとビジネスで使っていたわけではなく、独自ドメインのメールアドレスを利用していただけなのですが、有料化される7月以降はどうしたものかと考えていたところでした。とはいえ、個人利用の Gmail はこれまで通り無料で利用できますのでご心配なく。
そんな時、2年ほど前から家族で利用している Apple One のサイトを見ていたら、パッケージされている iCloud+ で カスタムメールドメインが利用できるのを見つけて早速やってみました。
お名前.comで買った「cocoon-jp.net」というドメインを使っているので、お名前.comのDNSレコード設定のページでAppleから提供された情報通りに設定するだけでした。情報が反映されるまでちょっと待ったら、みごと iCloudメールにこれまで通りメールが届くようになりました。Gmail で設定していたルールなどを設定しなおしたら快適に使えるようになりました。
Apple One は iCloud+のほかに、Apple Music や Apple TV+ 、ゲームが充実している Apple Arcade などを、家族5人で使い倒して月額1850円なので、かなりお得だと思われます。最大6人での利用が可能となっています。
独自ドメインで Gmail を使っていて有料化に困っている皆さん、ご参考までにどうぞ。

Posted at 時刻: 4月 02, 2022 on 2022/04/02 | 0 コメント | Filed under:

ヨルタモリ的革新

この前の日曜日、9月20日をもって「ヨルタモリ」が終了してしまいました。大好きなテレビ番組で毎回欠かさず録画して観ていただけに残念でなりません。この心の空白は、10月から「孤独のグルメ」の新シリーズが始まる期待感で埋めることにして、今日はこの「ヨルタモリ」が起こした革新性について書いてみます。

まず第一に、宮沢りえの存在です。彼女はこの湯島あたりにあるバー「White Rainbow」というお店のママで、この番組には絶対に欠かせない存在です。
この番組が始まる前は「りえママ」といえば敏腕マネージャーでもある彼女の母親のことでしたが、この番組以降「りえママ」は彼女自身のことを指すようになりました。こんなママのいるバーがあったら身を滅ぼすまで通いつめる自信があります。
テレビ局からタモリさんに番組制作の打診があった時に、共演者として宮沢りえが出演するならやってもいいと答えたという話がありますが、これがこの番組を成功へと導きました。宮沢りえがこんなに魅力的ないい女になっているということを世に知らしめたことが、この番組が成し遂げた大きな革新のひとつと言っていいでしょう。

次にゲストの取り扱いに関する革新性について書いてみます。
この番組の出演者は、宮沢りえ扮するバーのママと、そのバーの常連客としてタモリ扮するジャズ喫茶オーナーの吉原さんや建築家の近藤さんなどがいます。そこへ一見客として週替りのゲストがやってくるのですが、その他に超常連客として毎回欠かさずカウンターのど真ん中に座るのが能町みね子さんです。この人をここに座らせたのがこの番組のスゴいところだと言えます。僕はこれまたほとんど欠かさず「久保みねヒャダこじらせナイト」という番組を「久保ヒャダこじらせナイト」だった頃から見ているので、この方の存在はよーく知っているのですが、一般的にはあんまり知られていない人だと思います。オカマでエッセイストで漫画家です。久保ミツロウさんとラジオもやっていたりします。独特な感性で鋭い発言をします。番組の始まった当初は緊張のせいか発言が少なかったのですが、徐々に緊張もほぐれてきたのか要所を締める発言でアンカーパーソン的存在となりました。「久保みねヒャダこじらせナイト」とこの番組とは出演者が完全にかぶっているので、なにか深いつながりがありそうです。
さらにこの番組では、カウンター奥の席に毎回一人か二人、音楽担当ゲストともいえるお客さんが座りました。タブラ奏者のU-zhaan やフラメンコギター奏者の沖仁あたりを軸にして、あまちゃんで有名な大友良英や、ヒャダイン、高橋幸宏、小室哲哉(!)などが座り、毎回バーの中で自然発生的かつ突発的に行われるセッションで重要な存在となりました。このセッションを見るたびに、音楽ってこういう風に存在するべきものなんだなぁと思い知らされました。

さらに、バーの中でお客さんたちがみんなで見ているテレビ番組という設定で流される短い番組の完成度の高さも革新的です。タモリの「宮沢りえに叱られたい」という欲求を満たすために作られたかのような「連続 怒ラマ」や、プロのミュージシャンたちの演奏に合わせてタモリが即興で歌う「世界音楽紀行」、そしてさまざまな物議をかもした「クローズアップしすぎ現代」などがあります。中でも最終回の最後に放映され、最後のひとことでフラメンコギター奏者の沖仁を感動のあまりマジ泣きさせた「始点・終点」は、このままこれだけでレギュラー番組化してもおかしくないくらいの完成度の高さでした。

このように毎回盛りだくさんの内容で30分番組では惜しいくらいでした。終わってしまったことが残念でなりません。しかし、最終回の最後の最後に流された国際信号旗によるメッセージが「マタミテクレルカニャ」となっていたそうなので、期待して待っていることにします。

Posted at 時刻: 9月 26, 2015 on 2015/09/26 | 0 コメント | Filed under:

バタフライを泳ぐ意味とは

かねがね考えていたのですが、最近ようやく答えが出ました。

普通の人にとってバタフライとは、バタフライが泳げることを示したい人が泳ぐためだけに存在する、ということです。

普通の人とは、バタフライを専門にやってる水泳選手以外のすべてのひとを指します。

バタフライという泳法はもともと、左右対称であること、というルールしかなかった平泳ぎから派生したもので、クロールの動きを両手いっぺんにしたような強い手のかきと、体全体を使った強いキックを兼ね備えたもので、考案された当初は平泳ぎと同じ競技として泳がれていましたが、平泳ぎよりも圧倒的に速くて、いつしかバタフライで泳ぐ選手ばかりになってしまったので別競技となった、という歴史があるようです。

当初は最も速く泳げる泳法になるだろうと思われていましたが、どんな泳法で泳いでも良い「自由形」でも、今だにすべての選手がクロールで泳いでいます。これはオリンピック選手であってもバタフライという泳法のポテンシャルを引き出すには体力がまだまだ足りないからのようです。バタフライとはそれほど体力を要する泳法だということです。

たとえば学生の水泳部員であっても、バタフライを専門にやってる体力自慢の稀な人でない限り、バタフライを泳ぐことはあんまりありません。4泳法をまんべんなく泳ぐことができて個人メドレーをやってる選手でも、バタフライの練習をすることは少ないかもしれません。だってバタフライを泳ぐと、波をザブザブ起こして、まわりにとても迷惑だからです。そして水泳部員はみんなバタフライくらい泳げること知ってますから、自分がバタフライを泳げることをまわりに示す必要はないのです。

だからね、僕がよく行くプールでバタフライをザブザブ泳ぐ真っ黒(ぜったい日サロ焼け)な人がいるんですが、あなたがバタフライを泳げることはよーくわかったので、まわりが迷惑してるからバタフライを延々と泳ぎ続けるのはやめて欲しいのです。よろしくお願いしますー。

Posted at 時刻: 8月 09, 2015 on 2015/08/09 | 0 コメント | Filed under:

自宅のネットが(ほとんど)繋がらなくなった

7月2日の午前中に停電があって、すぐに復旧はしたんですが、その直後からネット環境に不具合が出始めました。どんな不具合かというと、Google と Facebook と Apple・Wikipedia、そして Youtube 以外のサイトに繋がらなくなってしまいました。Chrome でも Safari でも同じ状況で、iPhone からも同じでした。
どこにもまったく繋がらないのではなく、一部のサイトには今までどおり問題なく繋がるところが不可解です。光モデムや無線LANルーターのリセットはしてみましたが、状況は変わりません。アメリカにサーバーのある一部のサイトにだけ繋がるということではないかと思いますが、原因がサッパリわかりません。
このブログは Google の運営する Blogger というサービスを利用していますので、このように通常通り投稿することができています。

その日のうちに Facebook にこのことを書いて詳しい人に教えてもらい、DNS や IPv6 まわりはチェックしたのですが、どちらも問題はなさそうです。Google に繋がるので仕事で使っている Gmail を普段通りに使えるし、iPhone の電話回線を使えばネットにも繋がるので困り果てているわけではないのですが、Mac のソフトウェア・アップデートなどの際には困ると思うので復旧しないわけには行きません。

どのような対処法があるのか、詳しい方ぜひ教えて下さい。よろしくお願いします。

Posted at 時刻: 7月 06, 2015 on 2015/07/06 | 2 コメント | Filed under:

ドキュメント72時間 マイベスト3

NHKの「ドキュメント72時間」という番組が好きです。1年くらい前からときどき見るようになって、最近では毎回欠かさず録画してみています。ウィキペディアによれば

毎回ある1箇所の場所にこだわり、そこで起きる様々な人間模様を72時間(3日間)に渡って定点観測するという趣向のドキュメンタリーである。
ロンドンオリンピック中継を含めた、夏季特集番組を編成する都合によるつなぎ番組であった。
低予算でできそうなので、つなぎ番組だったというのには、なんだかちょっと納得できます。 しかしそんなことは関係なく、おもしろいのだからいいのです。

タイトルにベスト3と書きましたが、僕が気に入ったものを3つ並列で紹介してみます。

まず最初は「北の大地の学生寮」の回。
北海道大学の学生寮の3日間です。ここはただの学生寮ではなく、今では全国でも数少なくなった自治寮と呼ばれる寮で、施設は大学のものですが、運営をすべてそこに住む学生たち自身が行っています。そのおかげで食費を除いて光熱費込みの1ヶ月の寮費は1万円だそうで、驚きのひとことです。実は僕も大学時代に自治寮に住んでいたので、とても共感できました。ご想像どおり中はそうとう汚くて、そこばかりが目に入ってきますが、そんなことはどうでもいいのです。「水清くして魚住まず」と言ってのけた文学部所属という女子学生に拍手を送りたい。とにかくスミからスミまで楽しそうで、学生に戻ってあそこに住みたいと思いました。4月から娘がここに入りました。

次は「真夜中のアングラ 長屋」の回。
大阪千日前の味園ビルに夜な夜な集まる若者たちをとらえた3日間。ここに集まってくる人たちはみんな、ここ以外ではとても生きづらいだろうなぁと思える。しかしここではみんな輝いていて、ここがあってよかったねと、ウンウンうなずきながら見ました。いい映画やドラマを一本見終えた感じでした。

最後は「秋田・真冬の自販機の前で」の回。
秋田港にあるうどんとそばの自販機によってくる人たち。この自販機、一般的な感覚でいうと壊れてます。スープのお湯があふれます。取り出すときやけどするかも。取り出したあと入りすぎたスープをドバドバ捨てないと食べ始められません。味加減が気になります。しかし取り出し口に「お湯があふれます」と書いてあるからいいのである。これ食べてる人がみんな幸せそうでキュンキュンきます。食べてないけどゼッタイおいしいはずなので秋田へ行ったら食べてみたいけど、それまであるかどうか心配です。

調べてみたらデイリーモーションにあったので、ご興味のある方は削除される前にどうぞ。

Posted at 時刻: 5月 08, 2015 on 2015/05/08 | 0 コメント | Filed under:

「孤独のグルメ」マイベスト3

最近シーズン4が始まった「孤独のグルメ」ですが、皆さんはご覧になっていらっしゃいますでしょうか。僕は毎回欠かさずに録画して、次の日のお昼ごろにご飯を食べながら見ています。あれは深夜の空腹時に見るものではありませんね。きっと暴走が止められないと思います。リアルタイムで見ている人達のことが心配でなりません。

今日はそんな「孤独のグルメ」のマイベスト3を発表してみます。

まず第3位は、シーズン3の第3話「静岡県賀茂郡川津町の生ワサビ付きわさび丼」の回。
これはもう単純にこの「わさび丼」がやたらとウマそうだったから。このテレビシリーズで五郎さんが同じメニューをお替わりしたのは、後にも先にもこれだけだと思います。わさびを「まぁるく」すりおろす儀式をやってみたい。ツーンときてみたい。お替わりしてみたい。伊豆に漂う旅情にも惹かれます。
北海道には山わさびというものがあるのですが、これをちょっと前に知り合いからいただいて、山わさび丼にして食べてみました。美味しかったので知り合いから教えてもらったとおり、茎の部分を庭に植えて来年生えてきたのを採ってまたやってみようと思っているのですが、やっぱり本わさびとは香りが違うんだろうなぁと、遠くを見つめています。

続いて第2位はシーズン1の第5話「杉並区 永福の親子丼と焼うどん」の回。
これの場合、食べたメニューはどうでもよくて、まず最初に五郎さんが仕事やらなんやらで色々ついてなくてヘコんでるというところが重要。ヘコんだ状態でフラフラ歩いていてフラリと立ち寄った釣り堀で、ぜんぜん釣れずにさらにヘコんで、腹ペコになって隣接する食堂に入ると、昼間っから一杯ヤッてるおじさんにウンチク話をされる。ウンチク聞きながら腹がいっぱいになると、いつの間にかヘコんでた気分が元に戻って「よしまたガンバロっ」となって終わり。この「ひとりでごはんを食べて、ヘコんでたのが復活する」プロセスが、ひとりで仕事を始めた僕にはグッとくるのでした。そーだよねー、そーやって自分で処理するしかないよねー、と納得するのでした。あと、このドラマには「昼間っから一杯ヤッてるおじさん」がたくさん登場するけど、これも重要な要素だと思う。あこがれの存在。ただし五郎さんは下戸ってところも重要かも。

そして第1位はシーズン2の第7話「千葉県旭市飯岡のサンマのなめろうと蛤の酒蒸し」の回。
これも第2位と同じく最初に五郎さんがヘコんでます。それも完全に五郎さんのミスによる仕事の失敗で。その失敗が元で突然千葉の九十九里浜近くで一泊することに。ただ、翌日まで特にやらなければいけないことがないので海岸近くをフラフラと歩きます。このときの海をバックに孤独な男が歩く画が素晴らしい。僕が「孤独のグルメ」と聞いて頭に浮かぶイメージがコレです。「幸福に空腹を満たした」あと、最終的に「…失敗したから。この景色に出会えた…」となり、見事に復活するのです。

こうやって書いてみると、このドラマはまさに「孤独」と「グルメ」が見事に合体して、孤独な男が日々を乗り越えていく姿を描いたドラマだということがよくわかりますね。
8月9日土曜日の夕方には「博多出張SP」があるそうで、これには色々と期待です。

Posted at 時刻: 7月 23, 2014 on 2014/07/23 | 0 コメント | Filed under: ,