ついに OS X Leopard の一部が披露されました。
私が注目したいのは、なんといっても「Time Machine」です。
コンピュータでデジタルデータを扱うときに必ず必要になるのが、ハードディスクをはじめとした記憶媒体です。これらの記憶媒体はいつか必ず壊れるときがくる消耗品です。CDだって保管状態によっては、いつか読み取りできない状態になってしまいます。
大切なデジタルデータを安全に保管するためには幾重ものバックアップが必要になるのですが、そんなことわかってはいるつもりでも、適切なバックアップってなかなかできるものじゃありません。
「必要最低限のデータを自動的にバックアップする」というのが最もよい方法なのですが、そんな環境を構築している人はほんのの一握りです。家庭のパソコンではほとんど実現されていないでしょう。
物理的にハードディスクが壊れなくてもOSがクラッシュして復旧できなくなることもあります。
パソコン中級者が、個性的な環境を構築するためにデスクトップをカスタマイズし始めると止まらなくなってしまうことが良くあります。気をつけているつもりでも、ふとした気の緩みで取り返しのつかないワンクリックをしてしまうことがあるのです。私も過去に2・3回やりました。
そんなときやあんなとき、当事者の心境として率直に切実なところを言葉にしてみると「あぁ、あのときに戻りたい!」ではないでしょうか。とりあえずそんなことを考えて、いや、そんな都合のいいことにはならないよな、とようやく正気に戻って落ち着きを取り戻したあとに、バックアップはどこまで取れてるかなとか、インストールディスクはどこにしまったかなとかをはじめることになります。
で、「そんな都合のいいこと」を実現してくれるのが「Time Machine」というわけです。なんてずばりなネーミングでしょう。
やってくれるのは以下の4っつ。
- Automatic back up
- Back up evrything
- Restore everything
- Restore a la carte
間違って上書き保存してもすぐにもとどおり。
ハードディスクが死んでももう一台買ってくるだけですぐおなじ環境に戻れるんだそうですよ。
いったいどんな仕組みなんでしょう?
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